2014年10月29日

広島遊戯王非公認『第七回酒都杯』大会結果

【開催日】2014年10月26日(日)
【場所】東広島市 生涯学習センター
【主催】
ピクト
【運営】
セリア
お兄さん

【協力】(敬称略)
Tetsu
OWNGOAL
ととり
メディア21 カードボックス下見店
【参加人数】
33名
【形式】
個人戦 予選スイスドロー4回戦+上位8名による本選トーナメント

優勝 イノリさん【霊獣】
準優勝 ダムダムさん【クレイン】
三位 やすひらさん【クリフォート】
四位 アリアさん【妖仙獣】
五位 うりゅ〜さん【シャドール】
六位 ぼたんさん【シャドール】
七位 もりもんさん【妖仙獣】
八位 丸山さん【シャドール】

○デッキ分布
7【影霊衣】
5【シャドール】
4【妖仙獣】
2【マドルチェ】
2【クリフォート】
2【HERO】
以下、1名
【霊獣】
【クレイン】
【ラヴァル】
【ドラグニティ】
【セイクリッド】
【先史遺産】
【聖刻リチュア】
【武神】
【カエル帝】
【インフェルニティ】
【六武衆】

《対戦動画》(後日公開予定!
本選トーナメント1回戦 もりもん(東広島、妖仙獣)vsアリア(岡山、妖仙獣)
1本目
2本目+3本目
本選トーナメント準決勝戦 やすひら(東広島、クリフォート)vsイノリ(岡山、霊獣)
1本目
2本目
3本目
本選トーナメント決勝戦 ダムダム(東広島、クレイン)vsイノリ(岡山、霊獣)
1本目
2本目
3本目

《記事》
第七回酒都杯 環境考察
酒都杯へのご参加、ありがとうございました!
posted by 酒都杯運営 at 01:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月28日

酒都杯へのご参加、ありがとうございました!

第七回酒都杯へご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
東広島市内外だけでなく、県外の方にも多くお越し頂き、
長らくのご愛顧の末、史上最高の動員数に達する事ができました。
DSC00031.JPG
「たくさんの人と遊戯王をできる場所と機会が、西条には無い。」
それが酒都杯開催に至ったきっかけでした。
高い頻度での継続開催、
イベント自体の認知度向上を目的とした情報発信、
店舗様やWebサイトを通じた宣伝、
何度も何度も練り直し実践を繰り返してきた企画の数々、
そうした全ての繰り返しにより、多くの方に周知され、地元の方々に
愛されるイベントとなれたのではないかと勝手ながらに思っています。
「西条に行けば遊戯王ができる」
「西条で強くなり、外に出て遊戯王をする」
東広島市内外の方にそう思ってもらえるようになれたなら、
酒都杯を開催した意味はあるのではないかと考えています。
DSC_0606.jpg
隔月等、頻度を高くして開催を続けてきた酒都杯ですが
今回の第七回をもって一度、休止とさせて頂く運びとなりました事を
この場を借りてご報告致します。
運営スタッフが広島を離れる事が理由となりますが、
これを機に改めて「西条の遊戯王を今後も盛り上げていくためには、
どうすればいいか」を検討の上、新たな運営体制を構築した後、
酒都杯を再開しようと運営スタッフ全員で決めました。
頻度が変わり年一回でも運営スタッフが再集結して開催出来たら、
と考えていますが、現状は未定となります。
開催決定の暁には公式ブログおよび公式Twitterにて、告知を行わせて
頂きます。
DSC_0600.jpg
今後、酒都杯で培った経験を糧に、酒都杯スタッフが日本のどこかで
遊戯王イベントを運営しているかもしれません。
その時は、ぜひお気軽にそのイベントにご参加下さい。

これからも、遊戯王。

酒都杯運営一同
posted by 酒都杯運営 at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第七回酒都杯 環境考察

◆トライブフォース−「影霊衣」環境
「光天使」一強環境から、『ブースターSP トライブ・フォース』
解禁以降、メタゲームは急激な変化を見せた。

特に影響を与えたのは、【影霊衣】。
前環境では「融合」が再注目される等、古くから存在するシステム
に変化を与えるのが昨今の遊戯王であったのだが、
その中で進展が見受けられなかった機能の一つに「儀式」
が挙げられる。この「儀式」に対してより一層の最適化を図り、
他の最新デッキ各種とも渡り合えるように仕上げられたのが
この【影霊衣】である。
では、【影霊衣】はどの様な影響を与えたというのであろうか?
それは、
「最新のカードだから」
「最新のカードは、強くデザインされるから」
という単調な理由ではない。

特筆すべきは
「現存する各デッキとは方向性が全く異なる対策を強いられる事」
にある。
どこか見覚えのあるデッキがあったのであれば、同様の対策を用意
する事でまとめて複数のデッキを対策していきたいが、
そうはいかない。
それが多くの決闘者から【影霊衣】が支持される理由である。
たとえば、「融合」はエクストラデッキからモンスターを登場させる
ため《強制脱出装置》は前環境において有効な選択肢であった。
しかし「儀式」はメインデッキに採用したモンスターを登場させる
システムのため、「儀式」により降臨したモンスターに対する
強制脱出装置》は、劇的に効果を発揮するとは言い難い。

さらに、
「【影霊衣】に採用されるカードの内、苦手とする対象はデッキによって変わる」
事が決闘者を悩ませている。
例えば、全デッキが《トリシューラの影霊衣》を
意識して立ち回る事を強要されるが、
シンクロ・融合・エクシーズを多用するデッキにとって
ユニコールの影霊衣》は
絶対に倒さなければならない敵であり、そうでない相手は
ディサイシブの影霊衣
に屈してしまう。
よって、
相乗り
手違い
マインドクラッシュ
氷結界の鏡》等、
枚挙に暇はないのだが選ばれる対策は多岐に渡る。

◆そして迎えた『第七回酒都杯』
上述の、全国的なメタゲームの流れを汲んで形成され『酒都杯』
において繰り広げられたメタゲームの事をここでは「酒都杯環境」
と表現する事にしよう。

結論から言えば、【影霊衣】は一つ残らず駆逐されてしまった。
これは運営班にとっても予想していなかった驚きの結果であったが
それに足る理由が現場にはあった。

【影霊衣】敗退の原因の一つは、「意識され過ぎた」事である。
結果としてメインデッキから極端な対策が施されてしまった。
相乗り
手違い
マインドクラッシュ
ライオウ
といった各種対策が、メインデッキから既に搭載されており、
さらに言えば一種類ではなく複数種類が用意されており
【影霊衣】側は苦戦を強いられる。
一戦目を落とせばもう後がないと捉えた決闘者たちの覚悟が
そうした構築を輩出したに違いない。
容赦ない反抗は確実に標的を潰すに至った。

もう一つは、「同系対決の頻発」である。
いわゆるミラーマッチだ。メインから自らを対策してくるデッキに
敗れた後は組み合わせの都合上、
必然と「負けてしまった【影霊衣】」と対戦する確率が高まる。
その時に先手後手での立ち振る舞いや、
トリシューラの影霊衣》対策に活用する
ヴァルキュルスの影霊衣》に
対して投下される《エフェクト・ヴェーラー
等、ミラーマッチにおける重要なプレイングやタイミングを
しっかり掴めているかで試合の流れは一気に変わる。
ミラーマッチの戦い方を覚える事も勝ち上がる上での重要な要素だ。
結果的に終盤になるほど上位卓の【影霊衣】の数は減ってしまって
いた。

「酒都杯環境」で勝ち上がる事は出来なかった【影霊衣】だが、
当然、今期最も意識しておかなければならない敵である。
気を緩めてはいけない。

◎各デッキ紹介

▼影霊衣
使用デッキ数としては『酒都杯』においても最多だった
【影霊衣】は、特に同系対決を意識した構築が施されていた。

儀式魔人リリーサー
デビル・フランケン
霊滅術師カイクウ
【影霊衣】における「決定打」を作る事がこれらの目的である。
特殊召喚、魔法の発動・再利用のどれかを一切遮断する事を目指す。
あらゆる包囲網を掻い潜るよりも先に、「何一つ行動をさせない」
目的の下でこれらのカードが選定されている。

月読命
皆既日蝕の書
これらのカード群は、上記の決定打たちを逆手に取る事を目的
としている。決定打たちの共通点として「先出しが必須」
という条件があり、そのために【影霊衣】は可能な限り
選びたくない先攻を選択する確率が高まる。
そうなった場合、後攻1ドローにより早速物量に差が開く事となり、
潤沢な後続を揃えたままに、相手の用意した対策を打ち崩していく。
この良質な対策手順により、支持を集め始めた選択肢である。

異次元の指名者
マインドクラッシュ
サーチを多用するデッキでありながら《手違い》《ライオウ》を使用できない【影霊衣】は手札を壊すしかない。
使えないタイミングが少ない事が利点である。

エフェクト・ヴェーラー
本来であれば《トリシューラの影霊衣》に対して使われるが、
【影霊衣】の同系対決においてはもう一つ、《ヴァルキュルスの影霊衣》を阻止するという目的を持つようになる。
《トリシューラの影霊衣》は、手札・場・墓地の内どれか1つでも0枚である場合には発動を宣言する事も解決に入る事もなくなる弱点を持つ。
それを踏まえミラーマッチにおいては《ヴァルキュルスの影霊衣》によって《マンジュ・ゴッド》等の小型モンスターを
撤収させ、トリシューラが決まらない場を作る事を目指すが、
ここに《エフェクト・ヴェーラー
が投げられてしまうと反対に《トリシューラの影霊衣》が通りやすい場が出来てしまう。

今回、特に興味深い一枚があったのでこちらで紹介したい。

サンダー・ブレイク
「TG代行」流行時に取られた戦術である。
《マインドクラッシュ》で指定されたカードをこのコストに充てて手札から消す事で《マインドクラッシュ》を逆手に取るのが《サンダー・ブレイク》の特徴だ。《マンジュ・ゴッド》《儀式の準備》、墓地にある《影霊衣の降魔鏡》等、手札を増やす手段は潤沢のためコスト手配にも困らない。さらには、【影霊衣】対策として有用な《虚無空間》をも打破できる点でこのカードは、理論上優秀な1枚である。但し、【影霊衣】の対策が《マインドクラッシュ》に傾注している訳ではなく、1枚を砕かれても後続を手配していけるのが【影霊衣】の強みであるため、その場しのぎにしかならない場面が散見された。

▼クリフォート
【影霊衣】の対抗馬として支持される【クリフォート】は、
《虚無空間》《スキルドレイン》等、他デッキにはない独自の選択肢を持つ。

但し、直近でメインから《サイクロン》を入れるデッキがこの【クリフォート】の影響で増加傾向にあり、実際に酒都杯環境においても参加者のほぼ9割がメインデッキにサイクロンを最低1枚は採用しており【クリフォート】にとってはかなり勝ち上がりにくい環境になってきたのは間違いない。

しかし【クリフォート】は《サイクロン》を特別苦手にしている訳ではなく、《サイクロン》が入る事で相手の伏せカードがモンスターを阻止できるカードではない確率が高まるため、モンスターを並べてそのままライフを奪っていく事や《クリフォート・ツール》に《サイクロン》が向けられた事で《スキルドレイン》が残るなど、突破手段は豊富にあるため、今後も脅威として環境に居座り続ける事が予想される。

▼シャドール
決闘者の意識が【影霊衣】に傾いた事で対策が手薄となった事は、
【シャドール】にとってこの上ない好機と呼べるのかもしれない。
特に支持されたのはメインから投入された《ライオウ》である。
さらに《手違い》まで投入され、徹底的な【影霊衣】【クリフォート】対策が施され、トーナメント仕様の構築に仕上げられていた。
《ユニコールの影霊衣》対策に《ブレイクスルー・スキル》が必須となるため、今まで以上に《クリフォート・シェル》も突破しやすくなったのはこれまでのシャドールに無かった利点と言える。

但し、次の様な弱点も見受けられている。
・対策に特化し過ぎて肝心の名称「シャドール」カードがかなり削られているため思ったような動きが目指しにくくなってしまっている。
・【影霊衣】には常駐する魔法・罠がないため、《シャドール・ドラゴン》が相対的に弱体化してしまっている。
・《ダーク・アームド・ドラゴン》《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》を素引きするしかなく、融合での打点増強も容易には出来なくなったため、1ターンキルが極めて困難になった。

「シャドール」の苦難は続きそうである。

▼妖仙獣
【影霊衣】と同じく登場した勢力【妖仙獣】は大量の展開を行うのだがそれは召喚扱いのため《虚無空間》《エルシャドール・ミドラーシュ》によって阻害される事がない。
さらにエクストラデッキからの展開を行わないため、《ブリューナクの影霊衣》《影依融合》による巻き返しも困難である。
特化した対策が用意されていない事も環境にとっては追い風だったのかもしれない。
だが、【妖仙獣】使用者もデッキの弱点を熟知の上で新たなカードを採用している。

妖仙獣 左鎌神柱》は、【妖仙獣】の苦手とする全体除去への回答である。
ノーコストで《励輝士 ヴェルズビュート》《激流葬》といった各種リセットを回避できるこの柱によって、多くの【妖仙獣】が本選進出を果たした。

▼霊獣
完全にノーマークだった【霊獣】は、今回、完全なメタゲームの勝利(メタ勝ち)を果たした。

一度聖霊獣騎(融合体)が出てしまうと、以降のアクションを止めるのは困難になるのが【霊獣】の特徴。
変幻自在の聖霊獣騎を呼び出すためには「霊獣」と「霊獣使い」の二種類を場に揃える必要があるのだが、対策を施すとすれば、その二種類が出た時に妨害を投下する事が望ましい。

融合体以外に【霊獣】相手に警戒すべき点は幾つかある。
一つは、《霊獣の連契》。
聖霊獣騎が分離すると「霊獣」が増えるため、
この罠の破壊力が格段に増す事になる。
もう一つは、意外な妨害の採択である。
特に《マクロコスモス》はどのデッキにも
入らない頑丈な罠であり、さらに《霊獣使い ウェン
や各種聖霊獣騎とも潤沢な相互作用を生み出す。
一種の妨害にとどまらない活躍を披露してくるため、
要注意したい所だ。

▼聖鳥クレイン
新発売のカテゴリーや種族で一纏めに作られたデザイナーズ
(ゲームデザイナーが意図して 組み込んだと思しきギミックやシナジーなどに冠せられる表現)デッキと異なり、創意工夫が随所に見受けられるオリジナルデッキが登場する点で遊戯王は非常に興味深いゲームである。

聞き覚えのないデッキタイプを見るとそれを批判する声が稀にあるが、結論から言えばその考えは間違いである。
勝ち上がったデッキには勝ち上がるに足る理由がある事を
絶対に忘れてはならない。

聖鳥クレイン》は「ガジェット」達の様に
損失のないエクシーズ召喚に貢献してくれる頼もしい鳥獣である。
更に言えば「ガジェット」と異なりモンスターだけを供給する訳ではないため、その他のキー・カードが拾いやすくなる意味でも優秀なモンスターだ。
その他にも《キングレムリン》からの《カゲトカゲ》、
《BF−精鋭のゼピュロス》と《H・C サウザンド・ブレード》による強烈な展開を武器に今期最強のNo.とも言える《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》に繋げる事も可能だ。

エクシーズを大量展開してライフを奪いやすいデッキであるため、
【影霊衣】に対しても優位に立ちやすい。
また《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》を無理なく繰り出す事から
【クリフォート】には相性が良い。
但し【シャドール】相手には《影依融合》を使いやすくさせてしまう欠点がある。
そこで採用された特筆すべき1枚が
EMウィップ・バイパー》である。
《エルシャドール・ミドラーシュ》を1枚で解決でき、シャドールに関しては下級も
全員倒す事ができるため、これにより対【シャドール】の勝率が劇的な変化を遂げた。
また、爬虫類であるため《キングレムリン》でサーチできる事も見逃せない。
さらにサイドデッキからはエクシーズではなく《邪帝ガイウス》を主軸に戦う戦術が採用されており《影依融合》を機能停止に追い込んでいく。

新たなレベル4モンスターやランク4エクシーズが登場するたびに強化されるデッキの一つとして、今後、要チェックだ。

◎総括
今回は大変意外かつ興味深い大会結果となったが、
一方でカードパワーや溢れるデッキ情報に埋もれて忘れてしまっていた遊戯王の面白さを再実感させてくれる酒都杯だった。

遊戯王は、三竦みの構図が出来やすいゲームである。
過去には【魔導】【征竜】【ヴェルズ】という構図もあり、
今ではそれが【影霊衣】【シャドール】【クリフォート】に取って代わっている。
メタゲームの中心にいて狙われる立場になるのも良いが、
こうしてメタゲームの外から各種強豪デッキを打ち崩していく事も
遊戯王の醍醐味だ。

勇気を出して、たくさんの事に挑んで欲しい。
誰も使っていないカード。
誰も使っていないデッキ。
誰も試していない戦術。
それらをはじめて実行する事には、どうしても勇気が必要だ。
だが、勇気を出して挑んで欲しい。

勇気を出して前人未踏の挑戦を実行して勝利を得たとしたなら、
そこには何にも代え難い感動があるはずだから。

文責:帝
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